FC2ブログ

音楽レッスン帳

クラシックピアノ・ジャズピアノ・エレキギター・作曲・DTM・オーケストラ・パーカッションのレッスン日記 ♪ 姉妹サイト「ニョキリサ」もよろしくお願いします(๑˃̵ᴗ˂̵)

楽器あてクイズ

 みなさんはオーケストラの演奏を聴いていて、「あれ?これは、なんの楽器の音色だろう」とか、「この楽器の名前はなんだろう」なんて思ったりしたことはないでしょうか。そんな方のためにオススメしたいのが、これからご紹介するブリテン作曲の『青少年のための管弦楽入門』です。ここでいくつも変奏されるパーセルの主題は、初めて聴く人にも親しみやすい旋律なので、「クラシックはどうも苦手」という人にも楽しめる曲だと思います。
 それでは、動画の楽器と照らし合わせながら聴いてみましょう。



ベンジャミン・ブリテン
青少年のための管弦楽入門(パーセルの主題による変奏曲とフーガ) 作品34


Benjamin Britten
The Young Person's Guide to the Orchestra
- Variations and Fugue on a Theme of Henry Purcell(1946)


【曲の構成】
 ヘンリー・パーセルの劇付随音楽「アブデラザール」の「ロンド」の主題による変奏曲とフーガ。トゥッティとアンサンブルからなる主題提示部、変奏とフーガからなる展開部、再現部、結尾部の4つからなり、曲全体がソナタ形式として見なせます。







主題の提示 Allegro maestoso e largamente
 パーセルの主題が、編成を変えて以下の順に提示されます。
※カッコ内は楽器が登場する時間を表示


 トゥッティ【0:00~0:23】

 木管合奏【0:24~0:46】

 金管合奏 【0:47~1:06】

 弦楽合奏 【1:07~1:24】

 打楽器合奏 【1:25~1:41】

 トゥッティ 【1:42~2:01】



変奏
 主題がオーケストラの各々の楽器で次の順で変奏されます。

 フルート&ピッコロ Presto【2:02~2:33】

 オーボエ Lento【2:34~3:35】

 クラリネット Moderato【3:36~4:19】

 ファゴット Allegro alla marcia【4:20~5:10】

 ヴァイオリン Brillante: alla polacca【5:11~5:44】

 ヴィオラ Meno mosso【5:45~6:44】

 チェロ【6:45~7:44】

 コントラバス Cominciando lento ma poco a poco accel. al Allegro【7:45~】





 コントラバス Cominciando lento ma poco a poco accel. al Allegro【~0:30】

 ハープ Maestoso【0:31~1:18】

 ホルン L'istesso tempo【1:19~2:03】

 トランペット Vivace【2:04~2:31】

 トロンボーン&チューバ Allegro pomposo【2:32~3:41】

 ティンパニ Moderato【3:42~3:58】

 大太鼓&シンバル【3:59~4:09】

 タンブリン&トライアングル【4:10~4:19】

 小太鼓&ウッドブロック(木魚)【4:20~4:29】

 シロフォン(木琴)【4:30~4:41】

 カスタネット&タムタム(銅鑼)【4:42~4:51】

 むち【4:52~5:00】



フーガ 【5:32~】

 ブリテンのオリジナルな主題を用い、変奏において紹介された楽器の順に入ってフーガを形成した後、パーセルの主題との二重フーガに移行し、壮大なコーダで盛り上げて終えます。二重フーガは再現部に相当し、そこからニ長調に転調します。 Allegro molto



【編 成】
フルート3(ピッコロ1)
オーボエ2
クラリネット2 B♭, A
ファゴット2
ホルン4 F
トランペット2 C
トロンボーン3
チューバ1
ティンパニ
打楽器群
シンバル
トライアングル
大太鼓
小太鼓
タムタム
タンバリン
シロフォン
ウッドブロック
カスタネット
むち
ハープ
弦五部
第1ヴァイオリン
第2ヴァイオリン
ヴィオラ
チェロ
コントラバス


 私が十数年前に母校へ教育実習に行ったとき、この曲を子供たちに聴かせたのを想い出します。
音楽の授業は全く言うこときいてくれなかったのですが、このときばかりは目を輝かせて静聴してくれました。
 楽器の音色がわかると、これまで以上に音楽を楽しんで聴けそうですね。ぜひ参考にしてみてください。



【私の愛聴盤】









FC2ブログランキング











[タグ未指定]
[ 2011/12/23 08:47 ] 音楽鑑賞 | TB(0) | CM(0)

好きな交響曲ベスト10+3

突然ですが、私の好きな交響曲をランキング


① ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調 『英雄』 作品55 (1804年)

モーツァルト:交響曲 第38番 ニ長調 『プラハ』 K.504 (1786年)

ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14 (1830年)

① ブルックナー:交響曲 第8番ハ短調 (1890年/第2稿)

② シューベルト:交響曲 第8番 ハ長調 『グレート』 D.944 (1828年 or 1825年)

③ ブルックナー:交響曲 第9番ニ短調 (1887年‐1896年未完)

④ ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 作品92 (1811年‐1812年)

⑤ シベリウス:交響曲 第3番 ハ長調 作品52 (1907年)

⑥ シベリウス:交響曲 第6番 ニ短調 作品104 (1923年)

⑦ チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 作品64 (1888年)

⑧ フランク:交響曲 ニ短調 作品48 (1888年)

⑨ メンデルスゾーン:交響曲 第3番 イ短調 『スコットランド』 作品56 (1830年‐1842年)

⑩ ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68 (1876年)


おやおや、1位が4つも入ってますね (^_^;)
どうしてもはずせないので、ベストテンには収まりきれず。。。
甲乙つけがたく苦肉の策です。
半日悩んでしまいました。
ベートーヴェン枠が足りないので、ベスト20にすればよかったかな。



FC2ブログランキング



[タグ未指定]
[ 2011/02/19 23:05 ] 音楽鑑賞 | TB(0) | CM(0)

ジョスランの子守唄 "Berceuse" from Jocelyn

今日は、ゴダール作曲の 『ジョスランの子守唄』 を聴き比べてみましょう。



バンジャマン・ゴダール(1849 – 1895)作曲
ジョスランの子守唄
Benjamin Godard:Berceuse from Jocelyn




ジョスランの子守唄

唄:ビング・クロスビー
ヴァイオリン:ヤッシャ・ハイフェッツ






ジョスランの子守唄


憂き悩みの幾夜さを
過ぎて今宵
汝れと泰く眠る伏屋
胸に願事唱へつ
寂しき 星を見る

オ、夢覚るなよ
天使守りませば
恵みにつつまれて
眠れ、わがいとし娘よ
ねむれ、夜をこめて
マリアよ、まもりませ


唄:松原 操(ミス・コロムビア)
訳詩:妹尾幸陽
作曲:ゴダール
編曲:仁木他喜雄
録音:1935年







ジョスランの子守唄

演奏:THE CELEBRITY TRIO






ジョスランの子守唄

ソプラノ:サマー・ワトソン
指揮:ニック・イングマン
演奏:ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団






ジョスランの子守唄

唄:リア・オリゴーニ




同じ曲でも、楽器編成や歌手、奏者、表現方法により
こんなにも趣が異なる音楽に聴こえます。
それが、音楽の面白さ、奥深さ、可能性なのでしょう。

あなたはどの演奏が好きですか?
私は、この中ではミス・コロムビアの唄が好きです。
26歳の時に彼女の唄声と出会ってから、
自分自身の子守唄にしています。
日本の古き良き時代を感じます。
(70年代生まれの私が言うのも変ですが…)

巷に流れる最近の音楽は、私はあまり好みません。
どれも使い捨ての雑な音楽に聴こえてなりません。
歌う表情から苦しそうで、こちらまでそれが移り疲れます。
良し悪しは置いておいて、好き嫌いでの話では、
やはり私が思うに、音楽も映画も60年代初期までのものが良いです。
言葉も身のこなしも色彩も、題材もテンポも展開も、
現在と比べものならないほど気品や真心があります。
しかし今を生きる者として、一応現代のアートシーンは気にしつつも、
内心はこのような反発心を抱え、
昔の美しい音楽に惹かれてしまう私です。
ようやく恐れなく本音が言えるような年頃になり、
少し楽になりました。






中原淳一

挿絵:中原淳一










[タグ未指定]
[ 2011/01/08 11:23 ] 音楽鑑賞 | TB(0) | CM(0)

カザルス 『鳥の歌』

 134年前の今日、つまり1876年12月29日は、20世紀を代表するチェリスト、パブロ・カザルス(1876 - 1973)の誕生日です。指揮者や作曲家でもありました。今日は彼の愛奏曲、 『鳥の歌』 を聴きましょう。原曲はキリストの生誕を祝福し鳥たちが歌うという、スペイン・カタルーニャ地方に伝わるクリスマス・キャロルです。




『鳥の歌』
チェロ: パブロ・カザルス
ピアノ: マルタ・モンタニェス・マルティネス (マルタ・カザルス・イストミン)
録 音:1956年 プエルトリコ




 36年以降のスペイン内戦では、フランコ政権への抗議とファシズムに反対し、祖国スペインを離れ、39年にフランスのプラド、55年にプエルトリコに本拠を移し、二度と祖国の土を踏むことはありませんでした。プエルトリコはカザルスの母と妻マルタ(上の映像でピアノ伴奏している)の故郷です。50年代後半からは、アルベルト・シュバイツァーとともに核実験禁止の運動に参加するなど、平和活動家としても知られています。





『鳥の歌』
スピーチ/チェロ:パブロ・カザルス
録 音:1971年10月24日(国連デー)



 こちらは、亡くなる2年前、94歳のカザルスが最後の国際舞台となった「国連デー」記念コンサートです。プログラムは終わり、指揮台を降りたカザルスは客席に向けて話しました。


 「私はもう十四年もチェロの公開演奏をしていませんが、今日は弾きたくなりました。
 これから短いカタルーニャの民謡 『鳥の歌』 を弾きます。私の故郷のカタルーニャでは、鳥たちは平和(ピース)、平和(ピース)、平和(ピース)!と鳴きながら飛んでいるのです。
 この曲はバッハやべートーヴェンや、すべての偉大な音楽家が愛したであろう音楽です。この曲は、私の故郷カタルーニャの魂なのです。」


 このカザルスのスピーチと 『鳥の歌』 の演奏は、歴史的な出来事として語り継がれています。祖国への思慕と世界平和への祈りが、胸に強く押し迫る演奏だと思います。







[タグ未指定]
[ 2010/12/29 18:51 ] 音楽鑑賞 | TB(0) | CM(0)

クリスマス・イブにそりすべり

 ルロイ・アンダーソン作曲の『Sleigh Ride(そりすべり)』(1948年)は元々は管弦楽曲でしたが、後に作詞家ミッシェル・パリッシュにより歌詞がつけられた他、吹奏楽など様々な編成によって編曲され演奏されています。現在ではクリスマス・ソングの定番となり、多くの歌手によって歌われていますね。オリジナル版では、スレイベル、ウッドブロック、ルーテなどオーケストラではあまり使われない楽器を使用しています。




L.アンダーソン:『Sleigh Ride』

歌:ハリー・コニック・ジュニア





 一方、モーツァルト作曲の『そりすべり』(作曲年不明)は、オーケストラのための舞曲です。こちらも、数種類の鈴やポストホルン(バルブを持たない郵便馬車のホルン)など使用頻度の低い楽器を使用しています。
 余談ですが、このポストホルンを用いた曲として…

♪ ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 『ポストホルン(郵便屋の角笛)』 RV.363
♪ モーツァルト:セレナーデ 第9番 ニ長調 『ポストホルン・セレナーデ』 K.320
♪ マーラー:交響曲 第3番 ニ短調
などがあります。




モーツァルト:3つのドイツ舞曲 K.605 より

第3番 ハ長調 『そりすべり(そり遊び)』




 どちらの曲も心が弾む楽しい曲です。




[タグ未指定]
[ 2010/12/24 07:00 ] 音楽鑑賞 | TB(0) | CM(0)

マタチッチ最後の来日公演 『ブル8』

 ロヴロ・フォン・マタチッチ(1899年 - 1985年)の演奏をはじめて聴いたのは、チェコ・フィルのブルックナー交響曲第5番と7番でした。マタチッチが存命中の頃は、私はまだ幼かったので生で聴くことはできなかったのですが、後に彼の重厚で豪快な音楽に魅了され、さらに食わず嫌いだったブルックナーが好きになり、クナッパーツブッシュやシューリヒト、クレンペラー、ヴァント、朝比奈隆などの演奏と聴き比べて楽しみました。ブルックナーのスケルツオはどれも、一度聴いたら忘れられないほどのインパクトで、寝ても覚めても頭の中でブルックナーが流れていた、若かりし10代を振り返っています。






ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ノヴァーク版)から

第4楽章 Feierlich, nicht schnell (荘重に、速すぎず)

指揮:ロヴロ・フォン・マタチッチ
演奏:NHK交響楽団
録音:1984年3月7日 NHKホール(東京)




 日本で親しまれたマタチッチが9回目に来日の際、N響定期でブルックナーの交響曲第8番を振った時の模様です。亡くなる10か月前の85歳とは思えない迫力と繊細さ、慈しみ、厳しさのある演奏です。しばらく聴いていなかった同団の75年の『新世界』や『ジークフリート』、『パルジファル』などを、もう一度聴きなおしてみたいと思います。








[タグ未指定]
[ 2010/12/23 19:11 ] 音楽鑑賞 | TB(0) | CM(0)

ベートーヴェンの誕生日に…

 240年前の今日、1770年12月16日頃にベートーヴェンは生まれました。「頃」というのは、12月17日に洗礼を受けたことしかわかっていないためです。ともあれ今日は、フルトヴェングラー指揮、ウィーン・フィルの 『田園』 を聴きましょう。





ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 作品68 『田園』

第1楽章<田舎に着いた時の愉快な感情>
第2楽章<小川のほとりの情景>
第3楽章<田舎の人々の楽しい集い>
第4楽章<雷雨、嵐>
第5楽章<牧歌、嵐の後の喜びと感謝>

指揮:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1952年(たぶん)



 9つの交響曲の中でベートーヴェン自身が標題をつけたのはこの 『田園』 だけです。初演は1808年12月22日、アン・デア・ウィーン劇場で 『運命』 とともにベートーヴェン自身の指揮で行われました。この性格的に対照的な 『運命』 と 『田園』 は、ほぼ同時進行で作曲されました。


 この演奏はおそらく1952年のスタジオ録音だと思います。私がフルトヴェングラーの音楽を聴いた最初の録音です。高校1年生の時でした。この出会いがきっかけでしばらくフルトヴェングラー漬けの日々…、現在では30枚ほどのCDが集まりました。


 最後に、フルトヴェングラー指揮の 『田園』 の中で一番好きな部分は…




第2楽章のラスト(7:38から)、木管楽器群による小鳥たちの語らいです。思わず幸せなため息がでてしまいます。





[タグ未指定]
[ 2010/12/16 00:00 ] 音楽鑑賞 | TB(0) | CM(0)

ラフマニノフの手

 ラフマニノフの手と私の手を比較してみます。 身長2mのラフマニノフの手は特別に大きいものでした。


ラフマニノフの手



 次は、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の第1楽章の冒頭の音です。左手は10度の広いコードが続きます。ラフマニノフにしてみれば、なんなくつかめる幅ですが、 ラフマニノフ自作自演の資料を聴くと、アルペジオで崩して弾いていますね。



ラフマニノフピーコン2冒頭







ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18より
第1楽章 Moderato;Allegro

ピアノ:セルゲイ・ラフマニノフ
指揮:レオポルド・ストコフスキー/フィラデルフィア管弦楽団
録音:1929年








[タグ未指定]
[ 2009/02/21 22:03 ] 音楽鑑賞 | TB(0) | CM(0)

ヘンデル没後250年

 2009年はヘンデルの没後250年にあたります。今日は、ヘンデルの数多くの作品の中でも特に親しまれている曲を聴いてみたいと思います。表彰状授与のときに流れるあの曲です。




ヘンデル:オラトリオ 『ユーダス・マカベウス』 HWV63(1747年)より
見よ、勇者は帰る

別名:賛美歌 〈Thine Is the Glory(栄光は汝に)〉




 ヘンデルは、同じ年に生まれたJ.S.バッハと並ぶ、ドイツ・バロック音楽の大作曲家です。 〈見よ、勇者は帰る〉の他に広く親しまれている曲に、

♪ オラトリオ 『メサイア』から〈ハレルヤ・コーラス
♪ オペラ 『クセルクセス』から〈オンブラ・マイ・フ〉(〈ヘンデルのラルゴ〉とも呼ばれる)
♪ 管弦楽組曲 『水上の音楽』
♪ 管弦楽組曲 『王宮の花火の音楽』 
などがあります。

 今年は、いたるところのコンサートでヘンデルの曲が演奏されると思いますので要チェックです。




[タグ未指定]
[ 2009/01/07 13:59 ] 音楽鑑賞 | TB(0) | CM(0)

第九の前の歓喜の歌

 毎年この時期は日本中のあちこちでベートーヴェンの『第九』が演奏されますが、今日はこの『第九』の歓喜の主題とそっくりな、37歳のベートーヴェン(1808年)が創作した 『合唱幻想曲』 、正式名 『ピアノ、合唱とオーケストラのための幻想曲 ハ短調 Op.80』 を聴きましょう。 管弦楽と合唱を組み合わせるという試みや旋律は、集大成とされる17年後の 『第九』 へと到達する源の一つだと考えられています。 『合唱幻想曲』 は演奏される機会が少ないようですが、聴き比べてみると面白いですよ。







ベートーヴェン:ピアノ、合唱とオーケストラのための幻想曲 ハ短調 Op.80

ピアノ:ダニエル・バレンボイム
指揮:オットー・クレンペラー/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
録音:1967-1968年




【構成】
第1部:ピアノ独奏
第2部:ピアノ・管弦楽 ~主題と6つの変奏~
第3部:ピアノ・管弦楽・独唱者6名(ソプラノ2・アルト・テナー2・バス)・混声合唱

【演奏時間】
約20分(なお『第九』の声楽パートは全楽章約70分のうち終りの約20分)




Schmeichelnd hold und lieblich klingen
unsers Lebens Harmonien,
und dem Schönheitssinn entschwingen
Blumen sich, die ewig blüh'n.
Fried und Freude gleiten freundlich
wie der Wellen Wechselspiel;
was sich drängte rauh und feindlich,
ordnet sich zu Hochgefühl.


Wenn der Töne Zauber walten
und des Wortes Weihe spricht,
muss sich Herrliches gestalten,
Nacht und Stürme werden Licht,
äuß're Ruhe, inn're Wonne,
herrschen für den Glücklichen
Doch der Künste Frühlingssonne
lässt aus beiden Licht entsteh'n.

 
Großes, das ins Herz gedrungen,
blüht dann neu und schön empor,
hat ein Geist sich aufgeschwungen,
hallt ihm stets ein Geisterchor.
Nehmt denn hin, ihr schönen Seelen,
froh die Gaben schöner Kunst.
Wenn sich Lieb und Kraft vermählen,
lohnt dem Menschen Göttergunst.
 


快く優しく愛らしき響き
我らが生のハーモニー
美の感性を揺り動かして
花を咲かせる、永遠の花を
平和と歓喜、親しげにすべり出す
寄せては返す波のごとく、戯れながら走り出す
荒々しく敵対しながら寄せ来るもの
秩序ある高き感情に変わりゆく


音の不思議、はたらいて
言葉の神聖、語られしとき
栄光は形づくられ
夜と嵐は光とならん
外なる静寂、内なる至福が
幸なるものを支配する
もって芸術の春の太陽は
その両者から光を生じさせる


心に迫り来る偉大なるもの
かくて新たに美しく、高みに向けて花開き
精神は高揚し
あらゆる精神の合唱が絶えずそれに唱和する
受けよ、汝ら美しき魂どもよ
歓びもて美しき芸術の賜を
愛と力が結ばれしとき
人は神の恩寵を受く


 




歌詞:クリストフ・クフナーと伝えられているが不明   
訳詞:平野 昭


[タグ未指定]
[ 2008/12/29 19:32 ] 音楽鑑賞 | TB(0) | CM(0)
全記事表示リンク
月別アーカイブ