FC2ブログ

音楽レッスン帳

クラシックピアノ・ジャズピアノ・エレキギター・作曲・DTM・オーケストラ・パーカッションのレッスン日記 ♪ 姉妹サイト「ニョキリサ」もよろしくお願いします(๑˃̵ᴗ˂̵)

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第13番 作品27―1

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第13番 変ホ長調 作品27―1
≪幻想風ソナタ Sonata quasi una fantasia≫




【概 要】
 ≪幻想風ソナタ(Sonata quasi una fantasia)≫という副題を持つ作品27のソナタは、第13番と第14番であるが、後者は『月光』という名で広く親しまれているため、『幻想風ソナタ』というと第13番のことを示すことが多い。

 大きな特徴は、全楽章が attaca で結ばれ、切れ目なく演奏されるようになっている。これまでのソナタの作られ方としては、第一楽章と終楽章(両端楽章)が二本の大きな柱となり、とりわけ第一楽章(ソナタ形式)に重点がおかれていた。
 しかし、この作品27-1 は大きく異なり、重点を終楽章にシフトさせ、第一楽章から徐々に発展と高潮を増せ終楽章でクライマックスを遂げる。これは、次の作品27-2 にも通じている。
 また、作品26 と同様にどの楽章においてもソナタ形式をもちいておらず、力性においても形式においても新しい構成方法をとっている。
 尚、終楽章の序奏を第三楽章、主部を第四楽章ととらえることもできる。


【構 成】
 第一楽章: 複合三部形式
 第二楽章: 複合三部形式
 第三楽章: 序奏付きロンド形式 


【楽曲分析】



※ 以下、[]内は小節数、()内は小節数量、〔〕内はトラック時間を示す。


第一楽章
Andante - Allegro - Tempo I - attacca 変ホ長調

複合三部形式 [1~86](86)〔00:13~06:08〕
 第1部(三部形式) [1~36](36)〔00:13~03:37〕
  第1部分 [1~8](8)〔00:13~01:17〕
  第2部分 [9~20](12)〔01:18~02:27〕
  第3部分 [21~36](16)〔02:28~03:37〕

 第2部(二部形式) [37~62](26)〔03:38~04:25〕
  第1部分 ハ長調 [37~44](8)〔03:38~03:57〕
  第2部分 [45~52](8)〔03:58~04:07〕
  第3部分(第2部分の装飾的反復) [53~62](10)〔04:08~04:25〕

 第3部 [63~86](24)〔04:26~06:08〕
  第1部の省略形再現 変ホ長調
 







   
第二楽章
Allegro molto e vivace - attacca ハ短調

複合三部形式 [1~140](140)〔06:09~08:19〕
 第1部 ハ短調 [1~41](41)〔06:09~06:54〕
  第1部分 [1~16](16)〔06:09~06:26〕
  第2部分 [17~24](6)〔06:27~06:31〕
  第3部分 [25~41](17)〔06:31~06:54〕

 第2部 変イ長調 [42~72](31)〔06:54~07:31〕
  第1部分 [42~55](14)〔06:54~07:10〕
  第2部分 [56~73](18)〔07:10~07:31〕
  
 第3部 ハ短調 [73~140](68)〔07:31~08:19〕
  第1部分 [73~104](32)〔07:31~07:49〕
  第2部分 [105~112](8)〔07:49~07:53〕
  第3部分 [113~140](28)〔07:53~08:19〕

   







第三楽章
Adagio con espressione - attacca - Allegro vivace 序奏部:変イ長調 - 主部:変ホ長調

序奏付きロンド形式 [1~311](311)〔08:20~17:22〕
 序奏部(三部形式) 変イ長調 [1~26](26)〔08:20~11:46〕
  第1部 [1~8](8)〔08:20~09:18〕
  第2部 [9~16](8)〔09:18~10:15〕
  第3部 [17~26](10)〔10:16~11:46〕

 第1部 [27~131](105)〔11:47~13:18〕
  第一主題 変ホ長調 [27~50](24)〔11:47~12:08〕
  推移 [51~61](11)〔12:08~12:17〕
  第二主題 変ロ長調 [62~82](21)〔12:17~12:34〕
  推移 [83~107](25)〔12:34~12:57〕
  第一主題 [108~131](24)〔12:57~13:18〕
  
 第2部 [132~192](61)〔13:18~14:09〕
  第1群 変ト長調 [132~165](34)〔13:18~13:47〕
  第2群 [166~192](27)〔13:47~14:09〕
  
 第3部 [193~311](119)〔14:10~17:22〕
  第一主題 変ホ長調 [193~216](24)〔14:10~14:30〕
  推移 [217~229](13)〔14:30~14:41〕
  第二主題 変ホ長調 [230~250](21)〔14:42~14:58〕
  推移 [251~281](31)〔14:58~15:35〕
  楽章終止 [282~311](30)〔15:36~17:22〕
   第一群 序奏部の回想 [282~291](10)〔15:36~17:06〕
   第二群 プレスト [292~311](20)〔17:07~17:22〕






【参考文献】




【私の愛聴盤】





[タグ未指定]
[ 2012/10/15 12:55 ] 楽曲分析 | TB(0) | CM(0)

音楽から学ぶこと

 昨日のオケの練習は、来月にひかえるコンサートの曲目順に進行しました。
 今回もティンパニの先輩がお休みだったので、練習に参加させていただきました。

 「フィガロ」が終わり、次のコンチェルトの練習の間、降り番の方々が別室でパート練習をする時間がありました。その時に、いつも色々と心遣いをいただくフルートの先輩に、先ほど終えた「フィガロ」で気になったところをご指摘いただきました。

  ・ティンパニが遅れてきこえるところがあるので、周囲の音を聴いて合わせるというよりも、ティンパニが先導して、周囲に惑わされず自分のビートを信じて積極的に打つようにする。
  ・ピアノ独奏と違って、曲の途中の終止で rit. をかけず(楽譜に速度の指定がないところ)、先へ先へと進む。
  ・アウフタクトから一拍目に移る時のタイミングが甘い。


 お話をうかがいながら思い当たるところが多々あったので、内心はっとしました。
 ティンパニに関してはもちろんなのですが、自分の人に対する接し方にも通じていることに気付き、心にずしんと落ちたのです。

 普段の私は、人に合わせてばかりで、自分の考えや感情や要求を人に伝えることが苦手で、それを後回しにすることが当たり前になっているのですが、自分の感覚、自分のビートを信じるというところに、ティンパニをやる意義が見出された気がして、この楽器に惹かれたこと、自分に与えられた課題の必然性を感じます。自分が変わるために、この出会いがあったのだと。
 リズムが甘いのも、やはり普段の私の態度が出てしまっていると思います。
 自分を律すること、自分を信じ自立すること、これが音楽を通して学ぶ私のグランドテーマであると感じました。

 おそらくフルートの先輩は、私の生き方までをおっしゃっていなかったと思いますが、私はそこから自分自身の問題点であると受け取り、気付きが得られたので本当に良かったです。
 音楽から学ぶことがたくさんあります。
 ピアノの先生もよくおっしゃいます。
 「音楽は人を成長させる」と。








練習曲目
モーツァルト:序曲「フィガロの結婚」K.492
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488(ティンパニは降り番)
メンデルスゾーン:「フィンガルの洞窟」作品26
メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調 作品90 「イタリア」










[タグ未指定]
[ 2012/10/15 10:20 ] オーケストラ | TB(0) | CM(0)
全記事表示リンク
月別アーカイブ