1 ヶ月ぶりに実家に帰りました。
両親に報告したいことが 3 つできたからです。
でもなかなか言い出せず、小一時間ほどたってから、
最近ドラムを始めたこと、これからジャンベというアフリカの太鼓を始めることをまず伝えました。
思った通りの反応、いつも両親は私のやりたいことを応援してくれます。
そして 3 つ目の大きな嬉しいこと、「治ったよ」と声にした途端に涙が溢れました。
母も一緒に泣きました。
耳の遠い父も遅れて泣きました。
「治ったからって何か形にしようと思わなくいい。
今まで通り自然体でいい。
その時心を動かされたこと、好きなことを取り組んでいたら、いつのまにか一段一段ステップアップしているものだ。
一番心配していたことだった、荷が降りたようだ。
お父さんもまだがんばるよ(長生きするよ)」と 86 歳の父。
「毎晩寝る前に祈ってたのよ。
良くなりますようにって毎日・・・
やりたいことに専念できて、世界が広がっていくわね!
お母さんもあと 10 年は頑張るからね」と 81 歳の母。
25 年間、長かった摂食障害、もうこれに頼らなくても大丈夫という自信。
これからが私の人生。
乗り越えた新しい私で、音楽とともに生きていきます。
「これまでありがとう」と両親に伝え、区切りがつきました。
最高の日だと、3 人で喜びました。
25 年を振り返り、何度も涙しました。
「今、どんな気持ち?」と母。
「わくわくしてきた」と私。
3 ヶ月前までは、「何のために生きているのかわからない」「何しても虚しい」「人が生きる意味を教えてほしい」と相談するほど暗闇にいたのに。
アパートに帰って間も無く、ブルキナファソ産アカジュのジャンベが届きました。
これから、ピアノも続けながら、ドラムと並行して習得に励みたいと思います。