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音楽レッスン帳

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第九の前の歓喜の歌

 毎年この時期は日本中のあちこちでベートーヴェンの『第九』が演奏されますが、今日はこの『第九』の歓喜の主題とそっくりな、37歳のベートーヴェン(1808年)が創作した 『合唱幻想曲』 、正式名 『ピアノ、合唱とオーケストラのための幻想曲 ハ短調 Op.80』 を聴きましょう。 管弦楽と合唱を組み合わせるという試みや旋律は、集大成とされる17年後の 『第九』 へと到達する源の一つだと考えられています。 『合唱幻想曲』 は演奏される機会が少ないようですが、聴き比べてみると面白いですよ。







ベートーヴェン:ピアノ、合唱とオーケストラのための幻想曲 ハ短調 Op.80

ピアノ:ダニエル・バレンボイム
指揮:オットー・クレンペラー/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
録音:1967-1968年




【構成】
第1部:ピアノ独奏
第2部:ピアノ・管弦楽 ~主題と6つの変奏~
第3部:ピアノ・管弦楽・独唱者6名(ソプラノ2・アルト・テナー2・バス)・混声合唱

【演奏時間】
約20分(なお『第九』の声楽パートは全楽章約70分のうち終りの約20分)




Schmeichelnd hold und lieblich klingen
unsers Lebens Harmonien,
und dem Schönheitssinn entschwingen
Blumen sich, die ewig blüh'n.
Fried und Freude gleiten freundlich
wie der Wellen Wechselspiel;
was sich drängte rauh und feindlich,
ordnet sich zu Hochgefühl.


Wenn der Töne Zauber walten
und des Wortes Weihe spricht,
muss sich Herrliches gestalten,
Nacht und Stürme werden Licht,
äuß're Ruhe, inn're Wonne,
herrschen für den Glücklichen
Doch der Künste Frühlingssonne
lässt aus beiden Licht entsteh'n.

 
Großes, das ins Herz gedrungen,
blüht dann neu und schön empor,
hat ein Geist sich aufgeschwungen,
hallt ihm stets ein Geisterchor.
Nehmt denn hin, ihr schönen Seelen,
froh die Gaben schöner Kunst.
Wenn sich Lieb und Kraft vermählen,
lohnt dem Menschen Göttergunst.
 


快く優しく愛らしき響き
我らが生のハーモニー
美の感性を揺り動かして
花を咲かせる、永遠の花を
平和と歓喜、親しげにすべり出す
寄せては返す波のごとく、戯れながら走り出す
荒々しく敵対しながら寄せ来るもの
秩序ある高き感情に変わりゆく


音の不思議、はたらいて
言葉の神聖、語られしとき
栄光は形づくられ
夜と嵐は光とならん
外なる静寂、内なる至福が
幸なるものを支配する
もって芸術の春の太陽は
その両者から光を生じさせる


心に迫り来る偉大なるもの
かくて新たに美しく、高みに向けて花開き
精神は高揚し
あらゆる精神の合唱が絶えずそれに唱和する
受けよ、汝ら美しき魂どもよ
歓びもて美しき芸術の賜を
愛と力が結ばれしとき
人は神の恩寵を受く


 




歌詞:クリストフ・クフナーと伝えられているが不明   
訳詞:平野 昭

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[ 2008/12/29 19:32 ] 音楽鑑賞 | TB(0) | CM(0)
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